アルタネイティヴ社編:#1〜#5
アルタネイティヴ社編
(#1〜#5)
サン・アンジェロ編
(#6〜#9)
フォートセバーン編
(#10〜#14)
故郷編
(#15)
ローレライの海編
(#16〜#19)
セインズアイランド編
(#20)
ゾンダーエプタ編
(#21〜#24)
エスタルド編
(#25〜#28)
ニュータイプ研究所編
(#29〜#30)
クラウド9編
(#31〜#34)
D.O.M.E.編
(#35〜#39)
 
第1話「月は出ているか?」


 ひとつのスペースコロニーが起こした独立戦争が発端となった紛争は、地球連邦側とスペースコロニー側の全面戦争にまで拡大し、宇宙革命軍がコロニー落とし作戦を盾に地球連邦に降伏を迫ったことに対して、連邦軍が徹底抗戦の姿勢を崩すことなく決戦兵器「ガンダム」を投入し戦闘を泥沼化させたため、ついに最悪の結果を迎えてしまう。コロニー落としにより地球は壊滅的な被害を受け、100億を誇った人口はそのほとんどを失った。そして15年の時が流れた。

 A.W.0015(アフターウォー・ダブルオーフィフティーン)。地球環境がようやく安定期に入った地上では少ない物資を勝ち取るため人々の争いが絶えず、略奪者が跋扈する混乱の時代を迎えていた。
 戦災孤児のガロード・ランは、かつてメカニックを夢見た頃の知識を活かし、モビルスーツを奪っては売り歩くような商売でどうにか生き延びていた。そんな彼の腕を見込み、謎の紳士ライク・アントはティファ・アディールという名の少女を奪還して欲しいと依頼してくる。仕事を引き受けたガロードは、ティファを連れ去ったバルチャー(過去の兵器や電子部品を漁り売りさばく『ハゲタカ』の意味を持つ集団)のひとつ、ジャミル・ニートが率いる陸上戦艦フリーデンへと潜入した。
 船内を物色したガロードは、行きがけの駄賃とばかりに謎のコントロールユニットを持ち出すと、目的のティファを連れ出し依頼者の元へ届けた。しかしアントを見たティファが突然怯え出したことから彼女を連れたまま離脱。アントのモビルスーツ部隊に追撃されると、ティファに導かれるまま旧連邦地下工場に逃げ込み、そこでガンダムXを発見した。そして偶然盗んできたコントロールユニット、Gコンを使いガンダムXを起動させると、アントのモビルスーツ部隊を撃退する。だがそこへフリーデンが追いつき、2機のガンダムを追っ手として差し向けられてしまった。

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第2話「あなたに、力を・・・」


 フリーデンから出撃した2機のモビルスーツ、ガンダムエアマスターにはウィッツ・スーが、ガンダムレオパルドにはロアビィ・ロイが乗っていた。2機のガンダムを前に苦戦したガロードは、ティファに協力してもらい、彼女を盾にすることで逃亡に成功した。
 その頃、ガンダムXの出現を察知した情報屋は、周辺のあらゆるモビルスーツ乗りにその情報を売りつけ、ガンダムXが腕一本だけでも高く売れることを触れ回っていた。そのため、ティファとの穏やかな夜を過ごしていたガロードは無数のモビルスーツに取り囲まれてしまう。
 ティファと共にガンダムXに搭乗し、群がるモビルスーツ群を蹴散らすガロード。一方のモビルスーツ乗りたちは破壊されたモビルスーツを巡って第二、第三の小競り合いを始め、戦場を更に混乱させてしまっていた。絶体絶命の危機の中、ティファは自らが持つ謎の力“ニュータイプ能力”でガンダムXの真の力を機動させる。それは、月面基地とサイコミュ交信することによって機動する“サテライトシステム”だった。駆けつけたフリーデンの目の前でガロードはサテライトキャノンを発射するが、その威力は数百のモビルスーツを一瞬にして蒸発させてしまうのだった。
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第3話「私の愛馬は凶暴です」


 ニュータイプ能力を持つティファは、サテライトキャノンによって撃破された無数のモビルスーツとともに死んた人々の苦痛と恐怖、すべてに感応してしまった。そのため精神的なダメージを受け昏倒してしまう。ガロードはジャミルによって捕らえられ、フリーデンの独房に監禁される。ティファは昏睡状態のまま船医のテクスに預けられた。
 その頃、ティファをフリーデンに奪われたアルタネイティヴ社では、ガンダムヴァサーゴの襲撃を受けていた。そのパイロットのシャギア・フロストは自分の実力を存分に見せ付けると、自分を雇わないかと総責任者のフォン・アルタネイティヴに申し出る。
 一方、フリーデンにもオルバと名乗るモビルアーマー乗りが転がり込んでいた。バルチャーに追われていたオルバは、助けてくれたフリーデンに対し協力を申し出る。しかしオルバは実はシャギアの弟で、ティファの奪還が目的だったのだ。
 監禁中のガロードがティファのために夜な夜な艦を抜け出し花を摘んでいた事を察したジャミルがその現場を押さえている頃、オルバはティファの病室に忍び込み、密かに彼女に薬物を注射する。
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第4話「作戦は一刻を争う!」


 ティファの容態が急変した。オルバの仕業であることを知らないジャミルは、ティファの治療のために充分な医療施設のあるアルタネイティヴ社への奇襲を決定する。だがそこまでティファに固執する理由を知らないクルーは懐疑的にならざるを得なかった。そこでジャミルはクルーの不信感を払拭するために、自らの過去を告白した。
 15年前、地球連邦軍のニュータイプ兵士としてガンダムXに搭乗していたジャミルは、宇宙革命軍のコロニー落としを阻止するべく作戦に参加していた。しかし未来をつくるべきニュータイプは、結局戦争の道具でしかなく、ジャミルの引いた引き金がきっかけで戦争は世界を滅ぼす最悪の結果に終わった。ジャミルはこの悲劇を繰り返さないためにニュータイプの保護を心に誓ったのである。
 だが理由を聞いてもなお、ウィッツとロアビィは協力を拒否し、艦を降りてしまった。戦力不足を補うためにバルチャー仲間に協力を求めたジャミルは、彼の人柄に好感を抱く3人のリーダーたちと合流する。
 その矢先、突如オルバが正体を現わしてティファを奪い逃亡した。そして申し合わせて出撃した兄・シャギアのガンダムヴァサーゴと合流してしまう。
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第5話「銃爪(ひきがね)はお前が引け」


 ガンダムヴァサーゴとアルタネイティヴ社のモビルスーツに強襲されたフリーデンは、援軍のバルチャーたちと共に交戦状態に突入した。だがその間に連れ去られたティファは、オルバによってアルタネイティヴ社に連れ込まれてしまう。
 その頃、ティファを救いたい一心で、ジャミルの許可を得てガンダムXで出撃したガロードは、善戦するものの、ヴァサーゴとアシュタロンの猛攻の前にピンチに陥ってしまった。そこへ一度はフリーデンを降りたウィッツとロアビィがフリーデンを心配するあまりエアマスターとレオパルドで駆けつける。
 一方、ティファを取り戻したフォンは、フロスト兄弟とフリーデンを同時に倒すために巨大モビルアーマー、グランディーネを起動させ、荷粒子光弾で攻撃を仕掛けてきた。
 援軍のバルチャーも行動不能に陥る中、ティファのテレパシーを感じたジャミルの指示でガロードはサテライトキャノンを発射。グランディーネは破壊され、フロスト兄弟も撤退し、ティファも無事保護されるのだった。
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