ローレライの海編:#16〜#19
アルタネイティヴ社編
(#1〜#5)
サン・アンジェロ編
(#6〜#9)
フォートセバーン編
(#10〜#14)
故郷編
(#15)
ローレライの海編
(#16〜#19)
セインズアイランド編
(#20)
ゾンダーエプタ編
(#21〜#24)
エスタルド編
(#25〜#28)
ニュータイプ研究所編
(#29〜#30)
クラウド9編
(#31〜#34)
D.O.M.E.編
(#35〜#39)
 
第16話「私も人間(ひと)だから」


 ガロードが朝食を届けにティファの部屋を訪ねると、彼女は夢に見た海岸の絵を描き上げ床に倒れていた。ジャミルはニュータイプがいると思われるその海岸を特定するべく、ガロードたちを出動させた。
 海岸へ出たロアビィは、フリーデンに戻るとサラとトニヤに水着をプレゼントする。目的地の海岸も見つかり、一同はしばしの休息に海水浴を楽しむことになった。ティファの分の水着を渡されたガロードは、口には出せないまま水着を彼女の部屋に置いてきたものの、ティファが泳ぎに来るとは思えず、ひとり沈み込んでしまう。
 突然ティファが許可なくボートを出し、一同の目の前で沖へと向かった。沖合には海の戦闘武装集団オルクがいることから救出に向かうが、そこにオルクのドーザ一味が現れ戦闘となる。慣れない水中戦の中、ティファが助けようとしていたイルカたちに逆に助けられ、ガロードたちはドーザ一味を撤退させた。
 その夜、ティファがイルカたちと笑顔で会話する姿を目撃したガロードは、いつか自分にもその笑顔を見せてくれと心の中で呟く。その時、月から水平線の向こうへサテライトシステムのガイドレーザーが放たれた。
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第17話「あなた自身が確かめて」


 サテライトシステムのガイドレーザーが照射された地点にニュータイプの手がかりとガンダムXとがあると見たジャミルは、オルクに対抗するため物資の補給をし、フリーデンの進路を太平洋上にとらせた。
 一方ドーザ一味は“Dハント”に乗り出していた。彼らの商売道具である“Dナビ”は生きたイルカの脳を使った高性能生体レーダーで、その生産のためにイルカを狩るのだ。ドーザは特殊な力を持つ白いイルカをかねてから狙っており、また、ガンダムにも目をつけていた。
 ガロードは、特別な力を持つが故に追われる、まるでティファのような白いイルカのことをジャミルに話す。だが人間に追われ続けた白いイルカはティファにさえ心を閉ざし、それを案じるティファはイルカたちの救出をジャミルに懇願する。
 Dナビを擁するドーザ一味に苦戦を強いられるガロードたち。戦闘の中で白いイルカはティファの思いをようやく受け入れ、ガンダムはオルクを撃退する。
 白いイルカとの出会いから自分が殻に閉じこもっていたことに気づいたティファは、心を開きクルーの輪の中に入ろうと決心するのだった。
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第18話「Lorelei(ローレライ)の海」


 戦争末期に輸送船が沈んだ海域で、オルクのマーカス一味にサルベージを依頼したオルバは、そこで目的のガンダムXのビットモビルスーツ“Gビット”だけでなく、一人の女性を収めた謎のシステムを発見する。
 一方、サテライトシステムのガイドレーザーを手がかりに航海を続けていたフリーデンは、物資補給のためにシーバルチャーと接触した。心を開き始めたティファも手伝いを申し出、一同はここで「ローレライの海」と呼ばれる怪奇話を聞かされる。歌うような女の幽霊の声が聞こえるというその海域こそ、オルバが謎のシステムを発見した場所だった。
 システムがサルベージされたことで女性の意志を感じたティファは、ジャミルにその海域へ向かうよう頼む。だがハリケーンで荒れるその海にはマーカス一味が待ち受けており、フリーデンとの戦闘が始まった。オルバのアシュタロンも加わりガロードたちが苦戦する中、女性の意識と共振したティファはその能力でシステムを起動させ、敵味方双方の電子機器を使用不能にする。ジャミルはそんなティファに、かつて同じ時を過ごした仲間であるニュータイプの女性士官ルチル・リリアントを感じとるのだった。
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第19話「まるで夢を見てるみたい」


 ティファと意識を共振させたルチルは、15年前にジャミルの教官を務めたニュータイプの士官だった。しかし精神を破壊し尽くされた後、戦いを憎む心まで利用され、電子機器を使用不能にする“Lシステム”に組み込まれてしまったのだった。その事をルチル自身から聞き、「もう二度と利用されたくない」という想いをくみ取ったジャミルは、Lシステムを奪還するべくマーカスの潜水艦を追った。
 ガロードはジャミルの心中を思い、自分で行けとGコンを託す。ウィッツやロアビィと共にジャミルはディバイダーで出撃。それに対し、フロスト兄弟は合流した艦隊で迎撃する。
 フリーデンのブリッジに残ったガロードはシステムの積まれているマーカスの潜水艦を狙い、ルチルもジャミルに力を貸してガンダムXのビットモビルスーツ・Gビットを起動させ、艦隊を撤退させた。ジャミルはニュータイプの力を戦争に利用する道具でしかないGビットを破壊し、ルチルの最期を看取ると、願いどおり彼女を再び海の底へ沈めたのだった。
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