D.O.M.E.編:#35〜#34
アルタネイティヴ社編
(#1〜#5)
サン・アンジェロ編
(#6〜#9)
フォートセバーン編
(#10〜#14)
故郷編
(#15)
ローレライの海編
(#16〜#19)
セインズアイランド編
(#20)
ゾンダーエプタ編
(#21〜#24)
エスタルド編
(#25〜#28)
ニュータイプ研究所編
(#29〜#30)
クラウド9編
(#31〜#34)
D.O.M.E.編
(#35〜#39)
 
第35話「希望の灯は消さない」


 地球に帰還しようとしていたガロードたちの前に現れたフロスト兄弟は、フリーデンクルーを捕らえたと告げ、ガロードたちに投降を了承させる。
  監禁されたパーラとは別に、新連邦軍の総司令ブラッドマンに引き合わされたガロードとティファは、ジャミルたちの解放を条件に、革命軍と接触した際の情報を提供することを約束した。しかしブラッドマンは約束を守るつもりはなく、ティファにD.O.M.Eという言葉を感知されたと知って態度を豹変させる。ブラッドマンにとって、特殊能力を持つニュータイプはあくまで道具として正しく使われるべき存在であったのだ。
  その頃、護送途中で列車から降ろされたジャミルたちは処刑されようとしていた。しかしそこへ北米の反政府組織に参加していたカリスがベルティゴで駆けつけ、一同を救出する。更にカリスは押収されていたガンダム3機をフリーデンクルーに戻すと、現れた新連邦の攻撃部隊を退け、ガロードたちが地球に戻っていることを一同に告げる。
  一方、監禁されていた部屋を脱出したガロードとティファは、格納庫に閉じ込められたままのパーラを救出し、ダブルエックスとGファルコンを取り戻すべく行動を開始した。
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第36話「僕らが求めた戦争だ」




 ガロードたちはダブルエックスとGファルコンとを奪い返して脱出した。ティファの導きでジャミルたちと合流しようと先を急ぐ3人だったが、それをフロスト兄弟が追撃する。そこへジャミルたちが現れ、フロスト兄弟は次の戦争は自分たちが求めるものだと言い、撤退した。フリーデンクルーと再会したガロードたちは、カリスの案内で反政府組織の基地へ向かった。
  ブラッドマンと対面したフロスト兄弟は、アイムザットや同胞を殺したことを自ら打ち明け、それもすべてニュータイプを認めないというブラッドマンに未来を託すためだと告白した。しかしそれは忠誠心を装ったもので、フロスト兄弟はブラッドマンすら手駒にしようと考えていたのだった。
  この時、新連邦、革命軍ともに、内部には和平を望む動きがあったが、両軍の指導者であるブラッドマンとザイデルは、和平案を受け入れようとしなかった。そのため革命軍のザイデルは和平を提言したニコラを政治犯として逮捕し、新連邦のブラッドマンはフロスト兄弟が和平派の首脳陣を抹殺したことを黙認する。
  そしてフロスト兄弟の求めたとおり、新連邦と革命軍は15年の歳月を経て、再び全面戦争へと動き出してしまった。
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第37話「フリーデン発進せよ」


 宇宙革命軍のザイデルは、戦争に勝利するには月のD.O.M.E.に接触するしかないと考え、ニュータイプ主義を唱える最高位の者にのみその権利が与えられていると妄信し、旗艦で出撃した。そんな中、ランスローは彼に平和を託すニコラの最期のメッセージを受け取っていた。
  フリーデンのクルーは来るべき戦争に備え心の整理をしていた。ウィッツはかねてから意識していたトニヤに指輪をプレゼントし、ロアビィはサラに告白して彼女がまだジャミルとの間で揺れていることを聞かされる。そしてティファとガロードはずっと一緒にいることを誓い、月光の下で静かに口付けを交わした。
  ザイデルの動きを察知した新連邦のブラッドマンがついに出撃した。一方革命軍は、月面基地の自動防衛システムに行く手を阻まれていた。その最中、ガロードを護れる力を欲していたティファが突然倒れ、昏睡状態の中でD.O.M.Eと接触する。意識を取り戻したティファはジャミルに月面基地に連れて行ってほしいと告げ、一同はカリスの一存で反政府組織の基地にあった宇宙戦艦に乗り込む。フリーデンと命名されたその艦は、月へと向かった。
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第38話「私はD.O.M.E…かつてニュータイプと呼ばれた者」


 革命軍と新連邦軍による月の争奪戦が激しく展開する中、ランスローは自分が垣間見た未来と現実との落差に、一体どこで道を誤ったのかと自省する。
  その頃フリーデンでは、ジャミルが一同に生き残れと告げていた。戦いが終わった後のことをそれぞれの胸に抱きながら、ガロードたちは出撃した。彼らは混乱する戦場を突破するためにサテライトキャノンのガイドレーザーで威嚇し、両軍が引いた瞬間を狙い月を目指した。しかしすぐに両軍が迫り、激戦となる。
  フロスト兄弟の執拗な攻撃に晒されていたガロードは、兄弟が“似て非なる者”の烙印を捺された屈辱ゆえに燃やす世界への憎悪の念に激しく反発する。そしてジャミルとランスローの助けでその場を離脱すると、月面基地に辿り着いた。
  ティファの求めに応じたD.O.M.EはGビットを操って両軍の戦闘を中止させると、ブラッドマン、ザイデルとランスロー、フリーデンクルーを月面基地に導いた。そこでザイデルは、この施設こそファースト・ニュータイプを遺伝子レベルまで解体し封じたシステムであることを明かす。旧連邦の所業を嘆くジャミル。だがティファは、ファースト・ニュータイプ=D.O.M.Eはまだ生きているとティファは言う。 そして、D.O.M.Eは語り始めた。
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第39話「月はいつもそこにある」(最終話)


 宇宙では新連邦と革命軍の戦いが続いていた。
  ガロードたちは不思議な空間でファーストニュータイプの意思=D.O.M.Eと接触した。D.O.M.Eは“人を超えた力”と“人の革新”とは別のことであり、ニュータイプとは幻想であると告げる。ガロードのような心の強さこそ、未来を作る力だと言うのだ。そして普通の人間として暮らしたいというティファには、“ニュータイプ”という言葉を捨てれば願いはかなうと言い、D.O.M.Eは別れを告げた。
  “ニュータイプ”など存在しなかった。D.O.M.Eの言葉を受け入れたガロードたちは新たな未来を拓こうとするが、過去に囚われたザイデルとブラッドマンは戦闘を継続しようとする。 フロスト兄弟はサテライトランチャーで彼らを葬り去り、世界を再び滅ぼそうとする。過ちを繰り返させまいとするガロードはサテライトキャノンを放ち、サテライトランチャーとの激突の中、月面基地もその爆発に巻き込まれていった。
  そして半年後。フリーデンは解散し、カリスはひとり離れていった。新連邦の和平協議会の一員となったジャミルとサラは、革命軍の代表として現れたランスローと再会。シンゴとキッドとパーラたちは修理工場を開き、テクスは未だ続く戦闘の中で野戦病院に勤務していた。ウィッツはトニヤを故郷に連れて帰り、そこにロアビィとエニルが現れる。
  ガロードとティファは共に旅立ち、新たな時代を、月が静かに見守っていた。
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